普通の人普通に生きるとは結構大変だ、面倒くさい。

 年を取ったからか、日常生活でやらなければならないことで、時々なんて面倒なんだと思うことが増えてきているように思う。普通の人(病気なでない)が普通に生きるためには最低限何をやらなければならないか、つまらないことを考える。

先ず、生物生理学的に、息をし、水を飲み、食べ、トイレに行く、をしなければならない。この辺は他の動物もやっている水準のことで、これらが面倒だと思うなら死ぬことだ。

次に、衣服を身に着ける、気候条件、人間社会の風習などなど結構気を使う。

この辺までは、現在残っている原始林の原住民、昔話題になった1980年代のヒッピー族や現在のホームレスの人々(失礼!)もやっているのかな?

次に、朝晩顔を洗う、定期的に耳かきや爪きりをする、自然の歯を残そうと一生懸命朝晩歯を磨く、髪の毛を色々な方法で手入れする、風呂かシャワーを使う、この辺になると、やらなくても生きていけそうだが人間社会で普通の人として扱われるためには必要なことであろう。

次に、人間社会では金がないと生きられないことになってしまったから(そうでない方法があったのかもしれないが)、金を獲得するため、使うために、色々なことを工夫してやらなければならない。

同時に、普通に生きるための住まいが必要だから、色々なことをやる。

上述の色々な件をうまくやるには、人間は知識を持てば持つほど良さそうだから、何らかの程度の勉強を一生続ける。

次に、健康維持のために、メタボ防止、運動、健康な食事などなどについて色々なことをする。

次に、通常の人間社会から遊離しないためにテレビ、ラジオ、新聞などを見聞きする。

次に、人間は精神という他の動物にはない(といわれている?)複雑なものを持っているから、それをどう扱うか色々なことをする。人付き合い、旅行、趣味などなど、

100年前、2000年前普通の人が普通に生きるためにはどんなことをやっていたか、比較的に、今はどうか、科学的に、統計学的に、国別、年齢別、性別、職業別など、体系的な研究をまじめにやる(やった)人がいるのだろうか。こんなつまらないことやる人がいる筈がない?

以上のようなつまらない話題を取り上げたのは、死期が近づいてくる小生が、週3日会社で働き(理由?)、一番の趣味の写真と私の宗教の勉強など、夜中の1〜2時ごろまでパソコンとお付き合いすることしばしばの状態であるからです。そんなこと止めてしまえと言われても、普通の人として未だ生きていたい(神様にそう命令されている)からです。

2008年3月


 
Copyright©2007 Takeshi Nakajima