未だ週三日会社勤務なので舞岡公園で週一回運動がてら写真を撮っている。一週間たつと自然界は見る間に変わり、先週の小さなキレイな野花が跡形もなく消えうせ、突然に新しい花が出現している。植物では1000年以上生きている大木がある。アメーバや細菌などの単細胞動物では寿命という定義は難しいといわれる。多細胞動物で身近なものでは、実験動物として活躍するショウジョウバエは30日位、ハツカネズミは1年位のようだ。象では70年位、クジラ120年位、鶴は千年でなく50年位、亀は万年でなく150年位で200年以上生きることもあるらしい。
神様は人間は何年生きるように造ったのだろうか。キリスト教旧約聖書によれば120才、でもノアの箱舟のノアは950才、確か映画スターウォーズに出てくるカエルのような聖人は500才前後、中国伝来の年齢表現では大還暦(125才)ずっと飛んで次は「天寿を全うする」の天寿(250才)などがある。どうやら現実的には最大努力して120才前後ということか?最長実記録ではフランスのジャンヌ・カルマンが122才、日本の泉重千代が120才を達成している。日本の女性は世界一、男子は世界二の長寿である。世界一長寿の日本人の人生の時間的経過についての感じ方は他の国民と違っているのかもしれない(誰も研究してないだろうが)。
小生71歳を過ぎた。一年が益々速く過ぎると感じられる。自分だけかと思っていたら欧米では、この実感を表すある方程式を作った人さえいる(資料なくした)。200〜300年、いや1000年位生きるとなったら、あんたはどうする? 特に何もしないかもしれない。人類の文明もここまで発達(退化?)しなかったかもしれない。寿命があるから追い立てられて何かをやってきた。小生がホームページなるものでこういったことを書くこともなかったかもしれない。後10年位生きるのかなあ。どうでもいいや。

2008年7月


 
Copyright©2007 Takeshi Nakajima