今回は随筆というよりダイアリーだ。街のシルバークラブの総務統括の役をやっているものだから秋の文化祭の開催、そして今年は創立30周年に当たり、二大事業である機関紙の特別号の発行と記念式典・音楽祭の全ての総責任者として、それこそ息もつけぬ日々を送った。6ケ月位前から準備し始めてここ3ケ月位は加速度的に多忙となり自分の為に使う時間が殆どなかった。そして昨日無事プロジェクトは終わった。未だ後始末があるが、やっと自分の時間ができた。だから今書いている。随筆の種は、歯磨き、洗面、入浴、食事などをしているときに浮かぶが、それさえも不可能なほど上記のプロジェクトが頭を占領していたように思う。精神的に息もつけぬ生活をしていたのであろう。これを書いている今、頭はポカントしている感がある。だからろくなことしか書けない。でも、ここで考える。自分の為の時間って何だ。精神的に又は肉体的に自分の好きなことができる時間?上述のグチをこぼしたものの、意外に心は爽快であり、結局自分のためになったということかな。よく言われる達成感ということか。だから恐らくかえって健康のためにもなっているのかもしれない。一件だけ除いて。30周年を記念して現在ある10前後の活動部門に卓球クラブと太極拳同好会を加えることとなった。卓球台が到着したとき宅配の兄さんと二人だけで83キロもある卓球台を自治会館に運ぶとき左足をぶつけて大きく腫れ上がり2ケ月たった今でも硬い部分が残っており整形外科医も「?」ということでMRI撮影をしたら6000円取られた。結果はこれから分かる。それでも達成感は優先しているようだ。そして結論、神から頂いた自分の何かをできる力、そしてそれをもって人に奉仕すること、これが人生の達成感だろうと思い始めている。

2009年11月




 
Copyright©2007 Takeshi Nakajima