Eizo Flex Scanシリーズのモニターを10年近く使用しきた。そろそろ新しいモニターをと考えているところ、4Kモニターが出現し、新し物好きが結構慎重、少々気が弱い、几帳面な小生に迷いが増大している。テレビの4Kはすでに当たり前な商品として市場をにぎわしており何ら珍しいことではない。
 そして、われわれデジタル(静止)画像カメラマンにとって、もチョット遅れて時代到来ということである。この新しいツールに我々はどう対応すべきか(少々大げさだが)思ったりする。量販店で現物を見て解像度についてはなるほどと感心はしている。
 既に市販4Kモニターは何種類かあり価格は千差万別である。ネットでの内外の価記事を見ると、「まだ待った方が・・」という記事もある。しかしこれは主にゲームなどの動画の場合の、HDMI接続やグラフィックボード等のフレームレート等がらみの問題のようである。
 静止デジタル画像用としては、すでにある高品質(小生知識不足、単純には高価)のものを入手しておけば後悔しないということではあるのだろうとは思う。だからこそデジカメ静止画関連月刊誌の雄であるCAPAが4Kモニター付きの画像処理パソコンを販売するに至ったということではあるし心強いとは思う。
 それでも、小生としては4Kモニターの知識をもっと増やしたい。といっても特に解像度が上がること以外取り立てて騒ぐほどの、あれっ!と思うようなことが起こるわけではないのだろうか?という素朴な疑問を持っている。4Kモニターとの付き合い方、留意点、そして少々大げさだが、4Kによりデジタル静止画像業界はどう影響を受けどう変化し発展してゆくのだろうか・・・・・CAPAさん、この際小生だけというより、今後のCAPA 読者のために、ちょっとした特集を組んでもらったらありがたいのですが。そんな価値はないですか?

2014年9月




 
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